●木製朱印帳が出来るまで
桧は板状に加工された後、半年ほど風雨にあたる場所で乾燥にかけます。 機械に頼らず自然乾燥をさせることにより桧の中からヤニが滲み出ることを最小限に防ぎます。また、季節により木の保有する水分量が異なるため職人が木にとって最適な期間を調整しています。
乾燥後、朱印帳(表紙)の形状に加工していきます。
加工後も再度室内で充分に乾燥させます。
乾燥と検品を終えた後、レーザー印刷をします。
印刷を終えた後は、やすりを用いて手作業で一つ一つ面取りをしていきます。
最後に和紙を貼り合わせて箱詰めをして完成です。
手作業の為、完成まで時間は掛かりますが丁寧な一つ一つの作業が
皆様に少しでも良い状態の朱印帳をお頒ち出来ることに繋がっています。